衛星データによる火災検知結果をGoogle Mapsにマッピング

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私が所属している研究室では,MODISと呼ばれる衛星データを毎日受信しています。このデータから,主として森林火災をターゲットとして,準リアルタイムで発生箇所の抽出を行っています。アメリカのNASAでもこのようなことを行っていて,MODIS Rapid Response Sysetmというサイトで火災地点が公開されています。


そのアジアバージョンを私の研究室で行っているわけなのです。アルゴリズムはNASAをベースにして,多少アジア版にチューニングしてあります(その辺は詳しくは聞いてないです)。研究室では,タイのバンコクにあるアジア工科大学で受信されたデータも使っていて,2日後に火災が発生した地点が明らかになります。


そこで,この自動的に検知された地点をGoogle Mapsにマッピングしてみることにしました。静的な空間情報をマッピングする例はたくさんありますが,動的に更新されていく空間情報をマッピングする例というのは,なかなかないと思っています。テストサイトを以下に示します。


http://web.sfc.keio.ac.jp/~tagchan/gmaptest/index.php?date=20060429


このURLの右側,date=20060429は日付を表していまして,4月29日に受信した衛星データから検知した結果を見ることが可能です。今回,2006年4月のデータは整備しましたので,20060401~20060429で値を変化させると,その入力した日で検出した結果を表示することができます。


日別の火災検知データは日ごとにテキストファイルになっていますので,phpを利用して引数で日付を入力させ,その指定した日付のテキストファイルを読み込むようにしています。


また,この検知結果は信頼度(Confidence)が付加情報として付与されていますので,その信頼度によって,マッピングしたポイントを色分け表示にしてみました。そして,その信頼度や座標を,ポイントをクリックすると吹き出しで表示させるようにしてあります。左下の表は信頼度別に,検知された地点の数を集計しています。


右下のインデックスマップは,以前のエントリで公開したものです。そして,左にはその枠の表示範囲や中心の緯度経度を表示させておいきました。


ただ,IEとの相性が悪いのが現在の問題点です。Firefoxならエラーは発生しません。IEの方は,地図が表示されない場合,エンコードをUTF-8に変更すると見ることができます。

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このページは、tagchanが2006年5月 1日 23:40に書いたブログ記事です。

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