2006年7月アーカイブ

大雨に関する全般気象情報 第21号 (気象庁)
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/000_20060722163743.html

熊本県、鹿児島県、宮崎県では、降り続く大雨のため、重大な災害の発生
する危険性が高まっており、最大級の警戒が必要です。これらの県では過去
数年間で最も土砂災害の危険性が高くなっている地域があり、河川の増水や
氾濫、低地の浸水にも厳重な警戒が必要です。


気象庁は,大雨など災害が,複数の地方にまたがって発生する恐れがあるとき,全般気象情報というのを出して,各地に警戒を呼びかけます。「全般気象情報」の正確な定義はわかりませんが,自分ではそういう解釈をしています。さらに細分化されて,地方情報,都道府県情報などがあります。上記引用した文章は見出し文なのですが,ここに注目すべき言葉があります。それは「最大級の警戒」という言葉です。気象予報士になって何度も全般気象情報を見てきましたが,これは初めてみましたね。だいたい,「注意」があって,「警戒」がより気をつける必要があることを表しているのですが,「最大級の警戒」というのは,もっと気をつけろということを表現しているのでしょう。


九州南部の前線はほとんど停滞し,次から次へと発達した雨雲がかかってきています。さらに,台風5号の北上で湿った空気が補給され,前線が活発になりやすい状態は続きます。油断ができません。

「Google Earth」で日本の衛星画像更新、一部で25cm/ピクセルの高解像度
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/07/19/12704.html

日本時間の15日付で、北海道、宮城、茨城、群馬、埼玉、東京、山梨、愛知、岐阜、京都、大阪、和歌山、兵庫、岡山、広島、徳島、福岡、長崎、佐賀、熊本の衛星画像が更新された。このうちの一部の地域で、1ピクセル当たり25cmという高解像度の画像が使われている。


早速起動してみてみました。引いた視点でみると,タイルっぽく見えるのは空中写真ですね。衛星画像は色調が一様ですが,空中写真は周辺減光が確認できるので,違いが良く分かります。


東京都心も空中写真に切り替わっています。六本木ヒルズが完成してますね。表参道ヒルズは建築中。撮影時期は2004年か2005年の春先かと推測されます。


高解像度の写真は衛星画像にこだわらないようですね。それならパスコの行くとこガイドの画像全部買えば,日本全域は25センチ解像度になるかも。


やっぱり,撮影時期が知りたい・・・。

いつそうなったのか分かりませんが,インターネット上にあるkmlファイルを読み込んで,Google Maps上にプロットできるようになっています。なので,実際に試してみました。これまで作成してきた,森林火災検知結果のKMLのURLを検索フォームに入れて,「地図を検索」をクリック。すると,検知された点がプロットされます。


060718.jpg
(クリックすると画像は拡大されます)


ただし,プロットのアイコンはデフォルトのやつですね。また,試しにラインデータのKMLを作成し,表示させてみたところ,Google Mapsにオーバーレイできることも確認しました。ただし,画像はオーバーレイできないようです。


これでKMLとGoogmle Mapsが連携するようになったわけですね。おそらく,画像もオーバーレイできるようになるのではないでしょうか?今後は,地理情報は全てKMLで記述して,Google MapsとGoogle Earthでマッピングしていくという流れになっていくのかもしれませんね。

以前から,何度か紹介しているGoogle Maps/Earthにオーバーレイさせている衛星画像で火災検知した結果についてです。東京大学生産技術研究所では2001年5月ころから現在まで衛星画像を受信し続けています。今回,過去にさかのぼって火災検知結果を出してもらいました(by 竹内氏)ので,それをGoogle Maps/Earthにオーバレイできるようにしました。


Tagchan Products List
http://webmodis.iis.u-tokyo.ac.jp/~tagchan/


年ごとに一覧を作成しました。そして,新たに加工してGoogle Mapsでオーバーレイできるようにしたデータがあります。それは,Big fire areaと呼ばれる,集中して火災が発生している箇所の表示です。必ず四角形で表現するようにしています。方法としては,1度くらいの粗いメッシュを作成し,各メッシュの火災検知点数が閾値をこえると,そこは大規模火災が発生した可能性の高いメッシュとして抽出されます。そして,隣接しているメッシュをグループ化し,グループ化されたメッシュの南北東西の座標を基に四角形で表現できるようにしたのです。これによって,例えば,GeoRSSに載せやすいですと思いますし,この領域を切り出して本当に火災かどうか,火災が発生していたら植生の回復状況はどうか,などのスクリーニングやモニタリングが容易になると考えられます。

インクリメントPなど、無料安全マップが作れる「子ども安全ホームページ」
http://bcnranking.jp/web/14-00009026.html

ホームページでは、無料の安全マップ作成サービスを提供。工学博士の小出治東京大学教授が監修した「子供安全マップ」作りのマニュアルと、インクリメントPが企画運営するデジタル地図サービス「MapFan(マップファン)」の地図データが利用できる。


ニュースをウォッチしていると、安全マップとか防犯マップなどを作成するニュースが非常に増えています。地域の安全、安心のために地図を活用することが、有効な手段の1つとなりつつあるようです。その中で、Mapfanが他の機関との共同プロジェクトで、上記のようなサイトを提供しています。


親子で一緒に考える 子ども安全ホームページ
http://www.kodomo-anzen.jp/


このサイトでは、安全マップの作り方のマニュアルを閲覧することができます。また、住所を入力することで、A4サイズで地図を表示してくれます。この地図を印刷し、付箋などを活用して実際に周囲を歩いて、危険そうな場所などを親子で話をしながらマッピングしていうという仕組みのようです。


地図に関しては、特別新しい技術を用いているわけではなく、ただ地図画像を提供しているだけです。しかし、使用目的がはっきりしていると、地図画像を提供しているだけでも非常に意義が出てきますね。今後は、地図画像だけでなく、記入シートも印刷できるとか、それをパソコンで入力し、他の人と共有できるようなシステムとか、いろいろとできることがありそうな気がしますね。行政とかのWebGISでも、このように事例を絞った地図画像提供サービスはできるでしょう。このような事例は今後ももっと出てきて欲しいです。

Google Earth公式ブログにて,気象情報が表示されるkmlが公開されました。これは非常におもしろいです。


Weather and Storm Tracking Tools for Google Earth
http://www.gearthblog.com/blog/archives/2006/07/weather_and_sto.html


早速,Google Earthに表示させてみました。これから台風シーズンですが,台風3号についても情報が表示されていました。過去の台風3号の動き,これからの予測も表示されています。現在の位置をクリックすると,気象衛星の画像(赤外画像,水蒸気画像,被雲率)などの画面が表示されます。さらに,周辺にwebcamがあるところがプロットされていて,クリックするとウェブカメラで地点の周辺の様子が分かります。他にも全球の気象衛星画像もあったり,見てて飽きませんね~。

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