2006年12月アーカイブ
地図とニュースのマッシュアップされたサービスがいくつか登場してきています。先日,共同通信が新しいニュースサイトを立ち上げました。地図とニュースの融合を前面に出した正式なサイトは聞いたことがないので,非常に興味深いところです。
47NEWS
http://www.47news.jp/
地図はゼンリンで,Google Maps API Ver.1のときの画像と同じでしょうか。地図のレスポンスとしては,Google Mapsの方が早い印象。縮尺や表示範囲を変更するたびに,ニュースを読み込んでマッピングしているようです。縮尺は,建物輪郭が見えるところまでズームイン可能です。
上記サイトよりは前面的ではないですが,ニュースと地図が融合した例としては,gooニュースのニュースマップがあります。
ニュースマップ - 日本
http://news.goo.ne.jp/region/
こちらは,Flashをインターフェイスとしていて,関東圏くらいまでしか拡大されません。また,日本だけではなく,世界版もあります。こちらのサイトでは,ニュースのマッピングを点ではなく,ゾーンとして円を描画しています。ニュースのソースと地図をマッピングする際,どういうフィーチャ及び精度で表現するか,といのは難しい問題だと思うので,このマッピングの方法は興味深いです。
とにかく,実際に上記サイトのように,ニュースと地図が融合したサイトが登場したわけです。となると,実際に使用してみて,どういう部分において,今までの地理情報が付加されていないニュースサイトよりも有効性や有用性があるのか,という点が気になる所です。
自分なりの結論としては,現状はニュースの表現手段の1つで,必要不可欠なものにはなり得ない。と思っています。位置情報が付加されると,ニュースに関する情報量は多少増えるという効果はありますが,それが自分の価値観や考え,行動に影響する所までは行かないだろうと思います。なぜなら,自分の行動範囲の外にあるニュースについては,「だいたいあの辺」というのが分かれば十分なのではないか,と考えるからです。
ニュースと地図が融合して,効果が発揮されるのは,いかに自分の行動範囲の近いところにニュースの発生源があるか,という点だと思っています。たとえば,とある場所Aで路上強盗が発生したというニュースが地理情報と共に表現されれば,その近辺を行動範囲とする読者は当然,その道路を通らないように努めるでしょう。
となると,できるだけたくさんの「ニュース」を発信していく必要があるわけです。当然,大手報道機関などは無理でしょう。47NEWSは各県の新聞社を統括している,という点で細かくニュースを発信可能ですが,それだけでは不十分でしょう。既存のマスメディアではそういうことは困難だと思います。
現状では,上記サイトのニュースマッピングは表現手段の1つです。個人の行動に影響するようにするためには,些細ながらもたくさんのニュースを拾ってマッピングする必要があり,それは既存報道機関では困難です。地域の力を借りた枠組みとか,まったく別の新たな枠組みが必要でしょう。そういう枠組みによってニュースがマッピングされて,はじめて,地図とニュースのマッシュアップが有効だったと言えるようになるのかなと考えています。
SFCのサーバー上に田口のホームページがありましたが,来年度(2006年4月)からはどうなるかわかりません。てなわけで,早めに移転しておこうと思いまして,ドメインを取得してしまいました。URLは,
です。そっくりそのままの内容を移転しています。今後,リンクや研究紹介のページを作成する予定です。
ドメインはこちらから,ウェブサーバーはこちらを使用。年間で5000円くらいで済む計算。「tagchan」に関するドメインは,非常に幸運なことに誰も取得していませんでした。ただ,ドメインの種類によって,価格に差があって,年間の価格はtagchan.netで770円でリーズナブル。tagchan.jpは3500円と高いので断念しました。
このサイトは,インターネット空間上における自分の分身だと思いっています。自分の名前を入れてGoogleで検索すると(検索結果)自分のサイトも結果上位にきていますし(トップページでないのが悔しい),もしかしたら田口の名前で検索してくれる人がいるかもしれません。そういうわけで,リアル空間と同様にまじめに(?)にサイト運営していきたいと思っています。誰が見ているかわかりませんが,今後ともよろしくお願いします。
★追記
自身2本目の査読論文@日本リモートセンシング学会誌が掲載可の判定をいただきました!最終稿がこれからなので,おそらく,2007年4~5月あたりに掲載となりそうです。
北米航空宇宙防衛司令部(North American Aerospace Defence Command: NORAD)が,サンタのトラッキングを毎年このシーズンになると行っています。人工衛星などを駆使して,高速でトナカイとそりが駆け抜けている映像が公開されてます。
NORAD Tracks Santa 2006
http://www.noradsanta.org/index.php
さて,そのトラッキングの様子は,Liveカメラと地図があります。地図はMicrosoftのWindows Live Localを使って表示されています(リンクIE推奨)。一応,サンタのトラックが追えますのでご覧くださいませ。

たまには,世間の話題を追ってみようと思います。もちろん,地図関係ですけど。
アメリカのYahooでは,Google Maps APIが公開されたらすぐに,地図APIが公開されていました。そして,とうとう日本のYahooの地図でも,APIの公開が始まったようです。
Yahoo!デベロッパーネットワーク 「Yahoo!地図情報」
http://developer.yahoo.co.jp/map/
リファレンスをみると,まだまだGoogleのように機能が充実しているとまでは言えないでしょう。ただ,Google Mapsとは違って,Yahooの地図はAlps社の技術を使った国産の地図APIなのかもしれません。なので,Google Mapsに負けずにがんばって欲しいものです。
一方,Google Mapsの方はというと,止まっていた日本版ジオコーダーが復活した模様です。
Japanese Address and Placename Support Added to the Geocoding API
http://googlemapsapi.blogspot.com/
サンプルページへのリンクがあり,実際に試してみることができます。
たぶん,有効活用されているはずの日本の情報収集衛星。秘密のベールに包まれておりますが,こちらのサイトにて衛星の3次元モデルが公開されています。
SpaceServer & p-island.com 「情報収集衛星 / IGS 」
http://www.p-island.com/psc/cg/igs.html
このサイトにはDXF形式のファイルがありますので,Google Sketch upでインポートすることができます。つまり,Google Earthに表示が可能なのです。意外と簡単にできました。ですので,Google 3Dギャラリーに公開することにしました。この公開に関して,著作者であるSpaceserver様とp-island様には許可を頂いています。
Information Gathering Satellite (IGS-O1)
http://sketchup.google.com/3dwarehouse/details?mid=416c779fb1862705c4dc7de5957285ea
この3次元モデルはテクスチャがありません。また,宇宙軌道上では衛星を探すのが大変だと思われるので(ただ,宇宙に乗せると,うまく表示できないらしい),市ヶ谷の防衛庁裏にある,内閣衛星情報センターの真上においておきました。
