- 2007年3月 9日 17:43
- 話題
パソコン見放す20代「下流」携帯族 (Facta Online)
http://facta.co.jp/article/200703060.html
第二のデバイドが裏付けられたのは、ネット利用動向の調査サービス会社ネットレイティングスが昨年11月に公表した「データクロニクル2006・ファクトシート」。2000年4月から06年3月までの6年間でのPCサイト利用者の年齢構成比のグラフがショッキングだった。これまでネット利用を牽引してきた 20代の比率が劇的に下降線をたどり、直近では全世代の11.9%に過ぎず、50代(11.8%)にほぼ並んでいる。20代人口の減少も反映しているとはいえ、これまでの常識を覆すような数値が出たのだ。
情報源は
http://www.netratings.co.jp/New_news/News11072006.htm
にあるが,詳細は有料らしく,細かい数字は不明である。あくまでも割合なので,数字が変わらなくても他の年代の数が増えれば,割合が減少する可能性がある。その点を考えると,この図だけを示すというのは不親切であり,母集団の数や実際の数字を示すべきであろう。それでも,20代の利用割合の現象は顕著であることは注目に値する。
最近の携帯電話は便利である。リアルタイムでの情報取得の利便性や情報発信の容易性を考えると,携帯電話の方に利が多いことも事実であろう。そう考えると,PC利用の割合が低下することは,場合によっては理にかなっている可能性もある。それをディバイドと決めて良いのかというのは,疑問である。また,この統計は自宅でPCを使う割合であり,会社などでPCを使っている可能性もある。
特に数字などの根拠が無く,PCを使わなくなることを下流とみなす上記記事は,非常に疑問を感じる。それでもこのグラフの示す低下は興味深い。
(注:パソコン利用=ウェブ利用を前提としています。)
【追記 2007年3月9日:今の20台が谷間世代である可能性についての自分の考え】
PCはすぐに使いこなせるわけではありません。ある程度スキルが必要な道具だと思うので,10代の頃にPCを使う機会が多かったかが,その先PCを重視して利用するのかを決めるファクターになると思います。
私は20代の中盤ですので,昔を振り返ってみます。中学・高校の頃は,PCを使う機会がほとんどありませんでした。中学はまだPC98,高校は Windows95が発売されて2年後くらいで,インターネットが普及し始めたころでしたね。大学はSFCのおかげで,PCは生活の一部となりました。
一般的な20代を想定してみると,やはり中高時代のPC環境は自分と同じだったでしょう。また,大学も一人一台という環境まではいってないはずなので,PCの利用機会が激増したとは考えにくいです。一方,家庭では,今の20代の親の世代は,そこまでPCが浸透している世代ではなかったと考えられます。つまり,学校や家庭にPCがそれほど浸透せずに,20代になった可能性があります。
現在,自分のころよりも学校にPCは整備されていると思います。ですので,今の10代はPCに触る機会が多いでしょう。親にあたる30~40代は PCを使うことに抵抗がないので,家庭にPCがある可能性は高いでしょう。そうなると,現在20代の10代の頃と比較して,現在10代の方が,PCに触れる機会が多くなっている可能性は高いかもしれません。
20代が谷間世代の可能性は十分にあると思います。
- Newer: 測量機器大手2社が経営統合
- Older: 衛星写真測量による地震後の地形変動解析