- 2007年5月24日 23:20
- リモートセンシング
アマゾンの森守れ、「だいち」衛星画像で違法伐採監視へ(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070521i514.htm?from=main5
ブラジル・アマゾンの森林破壊を食い止めるため、ブラジル連邦警察が日本の陸域観測技術衛星「だいち」の衛星画像を利用して違法伐採などの環境犯罪を取り締まる計画を進めている。「だいち」の画像はこれまで災害の被災状況の把握などに利用されてきたが、環境犯罪の監視に用いられるのは初めてだ。
ブラジル連邦警察は、地上からは把握が困難なこうした環境犯罪の監視のため、これまで中国と共同で打ち上げた地球資源衛星からの画像を活用し、年間約600件に上る犯罪を摘発して
きた。しかし、アマゾン上空は雨期を中心に半年間にわたって厚い雲に覆われるため、監視の大きな妨げとなり、犯罪に取り締まりが追いつかないのが実情だった。
そこで連邦警察が注目したのが、電波を利用し天候や昼夜を問わず地表の状態を観測できる「だいち」が持つ最先端技術だった。早ければ7月にも宇宙航空研究開発機構(JAXA)からの画像提供が始まり、連邦警察によると、来年以降、監視システムとしての本格的な運用を開始する見通しという。
最先端技術は言い過ぎかと思いますが,SAR(合成開口レーダ)を使って森林伐採を監視するシステムを実運用するようです。森林伐採であれば,形状の変化が分かりやすいので,SARで比較的を検出しやすいのではないでしょうか。全天候型というメリットを生かし,伐採から時間が経過していない段階で検出できるのであれば,検挙率も上がりそうですね。
アマゾンは広いので,人間の目による判読だけで検出するのは大変でしょう。画像の量は半端な量ではありません。自動的に検出されるようなシステムは導入されるのでしょうか。また,監視システムの運用方法が気になるところです。
アマゾンでの合成開口レーダの画像の例がJAXAにありました。参考までにどうぞ。
11年間のアマゾン森林伐採(ロンドニア地方)
http://www.eorc.jaxa.jp/ALOS/img_up/jpal_forest_amz_rondonia.htm
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