- 2007年5月14日 14:39
- 天気
首都圏の豪雨、突風など監視 X-NET構築へ (FujiSankei Business i. 2007/5/13)
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200705130004a.nwc
首都圏の集中豪雨や突風など局地的な現象を世界最先端のレーダーでリアルタイムに観測し、予測につなげる「次世代気象災害監視レーダーネットワーク(X-NET)」を構築し、来年6月ごろから本格運用を始める計画がまとまった。防災科学技術研究所や防衛大などの研究チームが13日から都内で開かれる日本気象学会で発表する。 集中豪雨などは数百メートルから数キロの狭い範囲で発生するため、現在の気象庁のレーダー網ではとらえきれない。また、風による雨粒の動きは分からなかった。 X-NETは、波長が短いXバンドレーダーを導入。雨粒の動きをとらえるドップラー観測や、雨粒の大きさ、雨・雪・あられの種別まで判別できる偏波観測の機能も加え、風雨を100~500メートル単位で5分おきに観測し、データ配信することを目指す。
リアルタイム系が強い防災科学技術研究所ですが,地震の次に降雨レーダーのリアルタイム観測を目指しているようです。やや専門化向きの紹介サイトがあります。
Xバンドマルチパラメータレーダによる降雨観測
http://www.bosai.go.jp/kiban/radar/index.htm
80kmの範囲を観測可能で,海老名に設置されているようです。
降雨レーダーと言えば,気象庁のものがあります。これは全国カバーしています。解像度は数キロ程度です。ただ,全国一律の精度で観測しているというのが強みでしょう。他にも,独立系のレーダーとして,東京アメッシュや,東京電力の雨量・雷観測情報,レインアイよこはま,アメネットさいたまなどがあります。意外にも,首都圏にはたくさんレーダーがあります。また,管理主体もさまざまで,さいたまと東京アメッシュは下水道局,よこはまは環境創造局(防災?),雨量・雷観測情報は電力会社です。
こんなにたくさんレーダがあるのに,ばらばらに運用されているのはもったいないですね。技術的に,レーダの波長帯や降雨量へ変換する方法等の違いがあるので,それぞれにデータの特性があるかと思いますが,うまくカバーして1つの情報として配信できないものかと思います。観測時間など,運用方法を統一すれば,時間解像度も上げられる可能性があるのではないでしょうか?
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