ALOS/PRISM(だいち)の標高精度の問題は解決?

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ここ数日で,標高精度の問題は一気に解決となった模様。

精度不足の陸域観測衛星「だいち」、3月までに改善めど (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080116i515.htm

精度不足で地図作りに支障が出ている陸域観測衛星「だいち」について、宇宙航空研究開発機構と国土地理院は16日、新たに開発した画像調整ソフトなどを使い3月までに改善できるという見通しを、文部科学省宇宙開発委員会で報告した。

 高さの精度の誤差は、季節変動パターンから補正した結果、同日までに、地図作製に必要な誤差5メートルにまで下げることに成功した。画像にモザイク模様のように入るノイズは、国土地理院が開発した軽減ソフトによって改善が見込まれ、3月までにソフトを導入する。

なお,宇宙開発委員会での報告内容は,以下で公開されている。

陸域観測技術衛星「だいち」データの地図への利用 (JAXAプレスリリース)
http://www.jaxa.jp/press/2008/01/20080116_sac_daichi.pdf

国土地理院が問題があると発言(リーク?)し,数日後の宇宙開発委員会で,JAXAと国土地理院は協力することで精度は目標は達成できると報告。問題発覚→解決の時間があまりにも短すぎて,非常に不自然に感じる。この辺の事情は良く分からないが,この数日間での解決には何か裏がありそうだ。


報告内容を少し細かく見ていく。

この内容によると,国土地理院側の改善方法としてスライド9枚目には,
「RPCモデルに対応したソフトウェアの導入(高さ精度向上)」
と書いてある。RPCモデルというのは,衛星画像の画素を地理座標へ変換するパラメータであるが,これを導入して改善したのだろうか。このRPCモデルはPRISMを購入する際にファイルとしてついてくるパラメータであり,商用のソフトでもこのRPCファイルを読み込むことは可能だ。地理院はこれをやっていなかったのだろうか。これを適用しないで,精度が出ていないと言うのはおかしいと思うのだが…。

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