林野庁の空中写真の入手は,以前は日本森林技術協会で受け付けていたのだが,12月末で日本森林協会は空中写真業務を終了してしまった。そして,1月21日から別の業者が林野庁の空中写真の取り扱いをはじめた。以前は,林野庁撮影の空中写真の管理業務は,日本森林技術協会が随意契約で受託していたようだ。そのため,随意契約でなくした結果,別の業者に管理業務が移った形になったと推察される(まだもう一つ事情があるのだがここでは伏せる)。
そして,グリーン航業株式会社が,林野庁の空中写真の管理業務を受託し,この会社から空中写真が購入可能である。以下のサイトに詳細が掲載されている。ちょっと分かりにくいけど。
「空中写真関係」 グリーン航業株式会社
http://www4.ocn.ne.jp/~allgreen/shasinn-kannkei.html
「空中写真の入手方法」グリーン航業株式会社
http://www4.ocn.ne.jp/~allgreen/nyuushu-houhou.html
今回は空中写真の入手方法について説明しよう。
1. 林野庁撮影,地理院撮影の確認
まず,その対象地が林野庁撮影なのか,地理院撮影なのかを確認する必要がある。それには,次のサイトが参考となる。
「林野庁と国土地理院の撮影区域図」(社)日本林野測量協会
http://www3.ocn.ne.jp/~rinsokyo/html/0205.htm
2-1 林野庁撮影だった場合
いつ,どのくらいの縮尺で対象地が撮影されたのか,「標定図」から確認することができる。この図は,5万分の1地形図に,空中写真が撮影された航空機の撮影地点が○で示されている(例)。だいたい,1960年から1970年くらいから,5年おきに撮影されているので,年代を言えば,その時代に近い撮影の標定図を入手可能である。
入手するためには,5万分の1の地形図の名前を調べておく必要がある。その名前は国土地理院で確認できる。地形図閲覧サービスのこちらをまず表示させる。この「索引図による検索」の地図にメッシュ内に名前が入っているが,これは20万分の1の地勢図の名前である。ここで対象としている地域に対応するメッシュをクリックすると,さらに細かいメッシュ(8×8)が表示される。これが,5万分の1地形図の名前である。
年代と5万分の1地形図の名前を言えば,FAXでグリーン航業から標定図が入手可能である。その後の入手方法については,「空中写真の入手方法」のページを参照して欲しい。発注書へのリンクと価格が掲載されている。
2-2 国土地理院撮影だった場合
日本地図センターに詳しく掲載されている。標定図から探すことは基本的に同じだ。ただ,地図センターの場合は,ウェブで過去の撮影履歴まで確認できるので非常に便利だ。ただ,標定図自体は問い合わせを行って入手する必要がある。
「国土地理院空中写真 撮影範囲索引図」日本地図センター
http://www.jmc.or.jp/photo/gsi/index.html
PDFだが,1960年代からの撮影履歴が確認できる。
また,デジタル化した画像ファイルとしても空中写真は販売されている(リンク)ので,デジタル写真測量を行いたい場合はすぐに取り込むことができて便利である。
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