Yahooが昭和30年代の古い地図の公開をはじめたり,過去と現在の空中写真が比べられる書籍を紹介したが,goo地図が東京23区の昭和30年代の空中写真を公開をはじめた。しかも無料で。
NTTレゾナントは19日、「goo 地図」において、昭和38年に東京23区で撮影された航空写真をスクロール地図上で無料公開した。翌39年開催の東京オリンピックに向けて建設中の代々木体育館や首都高速道路などの様子がわかるという。
というわけで早速goo 地図を訪れてみた。「古地図」というタブをクリックすることで,昭和38年の空中写真に切り替わる。当然モノクロである。昔の地図は古地図と呼ぶが,昔の空中写真=古地図というのはちょっと違和感がある。だが,考えてみると「古地図」のように,過去の空中写真を1つの単語で言い表す適切な言葉が無い。
ざっと古地図を眺めてみると,23区の周辺も含まれている。例えば,23区の南側は川崎市だが,武蔵小杉なども入っており,外側もある程度の範囲で含まれていることが分かった。東側では,浦安市の一部が含まれている。特に興味深いのは,東京ディズニーランドのあたり。
この図は,昭和38年空中写真と最新地図の比較である。ディズニーランド付近は昭和38年は埋め立て工事すらはじまっておらず,砂浜または海だったことがわかる。ディズニーランドの北側の住宅街も,砂浜だったようだ。他には,羽田空港も埋め立ての規模が全然違うのでおもしろい。
goo地図への要望としては,地図のウインドウを横に並べるようにして,過去の空中写真と最新の地図や空中写真を比較できるようなインターフェイスも作って欲しいことである。
なお,goo地図は上記Impressの記事によると,戦後間もない頃に撮影された米軍撮影の空中写真も,2008年4月以降に公開予定とのこと。これも期待できる。古い地図や空中写真の公開に関しては,gooがYahoo!よりもリードした形となった。
過去の地図や空中写真に関しては,
http://www.tagchan.net/blog/2007/11/post_56.html
http://www.tagchan.net/blog/2008/03/yahoo_old_map.html
http://www.tagchan.net/blog/2008/03/past_aerial_photo.html
で述べているように,積極的に公開していくべきであると主張してきたが,意外と早い時期に,誰でも容易に閲覧またはアクセスできる時期が到来しそうな予感がする。
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