気象庁が竜巻注意情報の運用を開始

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2008年3月26日から,気象庁が竜巻や突風に特化した注意報を発令するようになった。気象庁のサイトでは,気象情報でこの情報を見ることができる。都道府県単位なので,気象情報のページから都道府県を選択する必要がある。

なお,現在記事を書いている2008年3月26日21時15分の時点では,鹿児島県で竜巻注意情報が発令されていた。以下の画像は,気象庁のサイトで発表されていた竜巻注意情報のキャプチャである(最新の情報は気象庁のサイトで必ず確認を!)。

tatsumaki.jpg

竜巻や突風など,一度の被害の程度が大きい災害であるため,このような情報の発令は社会的ニーズは高いと思われる。しかし,的中率は「1割前後」である。

ただ、現時点で情報の的中率は1割前後と低く、毎回避難が必要とはいえない。同気象台の楯嘉淳(たて・よしあつ)気象情報官は「急に暗くなったり雷鳴が聞こえたりしたら、頑丈な建物に避難してほしい。名古屋なら地下街に逃げ込むのも有効だ」と助言する。

竜巻情報、きょうから開始 気象庁「予測精度アップが課題」 (中日新聞)

どういう検証方法で的中率が1割なのか,手元に情報がないためにどう解釈すれば良いかわからないが,1割という数字だけで,この発令される情報の価値を判断するべきではない。

竜巻や突風の起きるような,天気の条件や積乱雲等は,観測したり予測したりできるようになってきたものの,「いつ,ここに竜巻や突風が起きる」というピンポイント(局地的な)な予測は困難であるし,将来も予測は難しいだろう。このように,竜巻や突風の予測の難しさと,このような現象の局所性を考えた場合,竜巻注意情報は竜巻や突風が発生するリスクが高まったことを知る手段として有効と考えるべきだろう。

例えば,自分のいる地域で竜巻注意情報が発令された場合,こまめに雨雲レーダを確認して発達した積乱雲の動きを注意するとか,空の雲の色や,雲の動き,風の変化に気をつけるなど,が挙げられるだろう。

なお,気象庁のサイトに,竜巻注意情報の説明があるので,一読することをお勧めする。

リーフレット「竜巻から身を守る~竜巻注意情報~」
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/tatumaki/index.html

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