特にアナウンスは無かったが,2008年4月1日から国土地理院が基盤地図情報の公開を開始した。
基盤地図情報
http://www.gsi.go.jp/kiban/index.html
このサービスの概要については,FAQを参照すると良い。要するに,国土地理院や地方自治体が協力して,基盤地図情報を整備していき,誰もが使用できる仕組みを作ったのである。もちろん,使用の際は今までと同じで申請が必要なケースもあるが,このようなデータに簡単にアクセスできるようになるのは非常に重要な事である。現段階では,限られた場所しか整備されていないが,次第に整備範囲は広がっていくだろう。
整備されたデータは,基盤地図情報のサイトでダウンロードできるビュアーで閲覧可能で,ESRI shpファイルに変換できる機能があるようだ。
基盤地図情報で一番注目していることは,地盤高のデータであるDEMが5mの空間解像度で整備されたことである。5mのDEMは一部地域でCD-ROMで販売されていたが,こちらのサイトで無料でダウンロードできるようになった。この5mのDEMは,航空レーザ測量による詳細なデータから作成されており,従来の50mのDEMよりは格段の空間解像度が向上している。なお,50m DEMは2万5千分の1地形図の等高線から作成されたものであるため,地図作成者が空中写真から立体視して作成している。一方,5m DEMは,航空レーザ測量のたくさんの点データを,半自動処理(フィルタリング)によって作成しているデータである。
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