- 2008年12月24日 22:18
- 地図
位置情報や空間情報の可能性に長年注目してきた私であるが,「位置情報」のSNSとして登場したBrightkiteには非常に魅力を感じている。Brightkiteについては,やや古いがCnetの記事が詳しい。
私は,iPhoneが登場した2008年7月から,Brightkiteを使ってきた。当初はウェブインターフェイスのみだったが,10月にはiPhoneアプリが登場し,GPSを使えるようになった。まだ,使いこなせたとは言えないが,Brightkiteを半年ほど使ってきたので,ここで魅力について整理してみようと思う。私は3つの可能性を感じている。
- 位置情報という新しい軸で繋がる
- TwitterとFlickrへのポストが可能
- ライフログとしての活用可能性
Mixiであればコミュニティーやマイミクシーで繋がり,TwitterではBio(自己紹介)でMixiよりも緩やかに繋がる。しかし,Brightkiteは「位置情報」という別の軸で繋がることができる。これは,iPhoneやGPS付き携帯電話の登場のおかげである。いまやこの手のサービスは,PCの前ではなく,外(フィールド)で歩きながらでも繋がることができるようになり,SNSとしてのメリットをさらに引き出すものであると考えている。ソーシャルネットワーキングサービスは位置情報として拡張していくのは正しい流れだと思う。
単独サービスではなく,Twitterへポストできる。また,Twitterへポストする際には,緯度経度などを入れることができ,カスタマイズが可能となっている。また,12月23日にはFlickrへアップロードできるようになった。写真をポストすると同時にジオタグが付与された形でFlickrへアップされる。
このようなメジャーなサービスの連携は,ユーザの裾野を広げるために非常に重要である。色々な似たようなサービスであるが,同じ作業をするのは煩雑である。Brightkiteの場合は「位置情報」という別の軸を持っているので,こういう連携を行っても共存が可能なのであろう。うまく連携しながら成長する可能性は十分にあるだろう。
ある場所でポストした文章や写真は,自分のライフログと捉えることもできる。そして,ログである文章や写真に位置情報を与えるだけで,その文章や写真の背景を知る手がかりとなるのではないだろうか。そういう観点で考えると,Brightkiteが位置情報を付けてTwitterやFlickrにポストできる機能は,ライフログへ発展する可能性を秘めている。また,Brightkiteの機能として,プライベート用ポストが可能な機能が提供されているので,公開できない個人的なポストについても記録することができ,まさしくライフログのための機能である。
位置情報系SNSは,loc8orやPocket Lifeなど続々と登場してきている。2009年は位置情報SNSがブレークする可能性は十分にある。