気象情報会社大手のウェザーニュースが,iPhoneアプリを出した(無料)。日本向けの使い勝手の良い天気アプリが無かったため,個人的には待望のアプリである。ただ,ウェザーニュースがiPhoneアプリを出すとは予想していなかった。本エントリでは,個人的なアプリの評価と改善点についてまとめたい。なお,このアプリの使い方については,Going My Wayでスクリーンショット付きで詳しく紹介されているので,参考にされたい。
- 評価点 評価できる点は,ピンポイント予報の表示機能があること,雨雲レーダーや気象衛星などの情報が表示できることである。また,地方ごとに解説文(と動画)が出てくることも評価に値する。使い勝手については,特に重い印象はなく,それなりに使いやすいと思う。
- 改善点
- 個人向けにカスタマイズされた気象情報の提供をするべし
- GPSの位置情報を活用するべし
- 気象情報の機能をどんどん追加するべし
- ソーシャル機能を搭載するべし
まず,アプリを最初に起動して表示される画面は,全国の天気予報である。私はこれに違和感がある。全国の天気を前面に出すのではなく,ピンポイント予報を表示すべきだと思う。つまり,個人向けにカスタマイズした予報を表示するアプリであるべきではないかと思うのだ。なお,WeatherbugやAccuWeatherでは,ピンポイント予報がメインである。iPhoneのネイティブアプリでさえも地点登録が可能である。iPhoneのように携帯端末だからこそ,個人向けにカスタマイズされた気象情報が提供できるはずである。
個人向けにカスタマイズされた気象情報を提供するためには,GPSで取得できる位置情報が重要となる。例えば,位置情報によってピンポイント予報の場所を切り替えることができる。また,周辺のアメダスの情報を表示させることも可能である。さらに,地図で表示された画面上に,GPSで取得した位置情報を重ねることも可能となる。例えば,アメダスや雨雲レーダーの画面上に自分の位置が表示されたらおもしろいのではないか。しかし,このアプリは現時点ではGPSを活用していない。
現在,アプリ上で表示される情報は,雨雲レーダー,気象衛星,天気予報である。おそらく,チャンネルと題していることから,表示される情報は今後も追加されると予想されるが,たくさんの情報を追加して欲しいと思う。特に,アメダス,注意報・警報,地震・津波,台風を希望したい。また,これらの情報も,位置情報と密接に関わることから,地図系の情報にGPSで取得した自分の位置情報をプロットしたり,位置情報に応じて表示する情報を切り替えることができるだろう。
ウェザーニュースでは会員の中から「ウェザーリポーター」を募っており,街角の天気の様子をリポートして,集約してユーザへ配信する仕組みを構築している。主に携帯電話向けのサービスであるが,iPhoneでも有効だと考えられる。特に,iPhoneの場合はGPSで位置情報が付くことから,位置情報を送りつつ,写真と文章の天気リポートが送ることができる。
また,iPhoneはTwitterのようなマイクロブログ系ととても親和性が高いため,天気リポートにソーシャル的な機能を持たせることも良いのではないだろうか。天気だけでは繋がることは難しいので,位置情報+天気で繋がることで,従来型の1対多のような気象情報の発信とは違った,速報性が高く,また個人にカスタマイズされた情報を配信できる可能性がある。
上記のことを,ウェザーニュースに要望として送ってみようと思う。
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