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iPhone 3GSの写真には方位角が記録されている

  • Posted by: tagchan
  • 2009年7月 1日 23:18
  • iPhone

概要:iPhone 3GSの新機能として、方位が分かる電子コンパスがあるが、撮影した写真のヘッダー情報(EXIF)には方位角が含まれていることを確認した。ただし、iPhoneを真横に傾けて撮影する場合は、方位角が異なる点に気をつける必要がある。

iPhone 3GSを発売日から2日後の日曜日に秋葉原ヨドバシカメラにて購入した。動作が格段に速くなり、大変満足している。パフォーマンスについては多くのブログで言及されているので、今回はiPhone + 写真 + 位置情報の関連のテーマとする。

一番気になったのが、新機能である電子コンパスである。電子コンパスの方位角の情報が撮影した写真に埋め込まれる可能性があると考えた。iPhone 3Gの写真には、ヘッダー情報であるEXIFに位置情報(緯度経度)が格納されてた。そこで、iPhone 3GSに撮影された写真に方位角が格納されているのかを確かめてみた。

まず、EXIFには「gpsImgDirectionRef」という項目があり、これは写真の撮影方向を格納する部分らしい。ということは、EXIFのフォーマットとして写真の撮影方向を格納する方式はすでに定められているということである(参考)

iPhone 3GSで撮影してEXIF情報を調べてみよう。実際の方位角との比較ができるように方位磁針を撮影してみた。

IMG_0017.jpg

撮影した写真のEXIF情報を示す。ソフトウェアはEXIF Readerを使用した。

prtscr1.jpg

3GSになってEXIFに記載される情報量が増加した印象である。EXIFのGPS情報のところに、「撮影した画像の方向」という部分がある。そこに358.09°という値が入っている。これは「北から時計回りに8.09度の方向」という意味であり、ほぼ北に向かって撮影したことを意味している。確かに、3GSで撮影した写真には方位角が記録されている。しかし、方位磁針が撮影された写真を見てわかるように、撮影の向きは東であり、正確ではない。

このようになる原因を考えたが、写真を撮影する場合に横にiPhoneを傾けて撮影した場合と、縦に傾けて撮影した場合とで方位角が異なるのではないかと考えた。先ほどはホームボタンが右側、通話用スピーカーを左になるように真横に傾けて撮影したので、次にカメラを縦にして撮影してみた。

prtscr2.jpg

109度になり、ほぼ東向きの角度となった。ということは、縦撮影の場合のEXIF情報の方位角は正確だが、横の場合は注意が必要ということである。

マップアプリで方位角を表示してiPnoheを撮影する場合と同じように傾けて試行錯誤したが、どうやらiPhoneを縦に持った場合の向こう側を指す方角を方位角として認識するようで、その際の値が忠実にEXIFに記録されたようである。

iPhoneを横に傾けて撮影した場合、ホームボタンが右側にくるように真横に傾けた場合は方位角を+90度とする必要があり、逆にホームボタンが左側にくるように真横に傾けた場合は、-90度とする必要がある。といっても撮影時の方位角の情報を後で使うマニアックな人はいないかな・・・。

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